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2012.3.29 複数予算と修正予算

この時期になりますと、経営会議の中で24年度の予算を検討していくことになります。
24年度の予算を作成するに当たり、昨年の東日本大震災の影響により大幅に損益が下落した会社もありますので23年度の実績だけでは不十分であり、今後の景気動向も考慮する必要があります。

そのため、予算を複数作成していくことが大切です。
少なくても最低予算と最高予算の二通りは作成したいものです。最低予算とは、人件費や地代家賃などの固定費を支払うためには、最低どれぐらいの売上が必要なのか。

最高予算とは、営業に対しこれぐらい頑張ってもらいたい。その場合にどれぐらいの利益が出るのか。

経理からすると最低予算が大事であり、営業からすると最高予算が大事になります。

また、当初予算を作成したが想定していた以上または以下の売上の増減があった場合、想定外の外的要因があった場合には、迅速に予算を修正していくことが必要です。
この予算を修正することで、将来への経営の軌道修正が出来ます。

常に将来を見据えた経営が大切であり、それを数値化したものが予算であり、その予算を状況に応じて判断し修正していくことが経営陣の役割と言えます。

 

2012.3.22 保険の見直し

保険と一口に言っても、その種類は生命保険もあれば、損害保険もあり、多種多様です。

私個人的には、節税目的での保険加入は、税法とのイタチごっこであり、あまりお勧め致しません。
税金を払いたくない→保険に入ろうでは、キャッシュアウトという事もありますし、そもそも必要のない保険に入るのではお金の無駄遣いであると考えています。そんな考えで保険に入るぐらいなら、税金を払い、内部留保した利益を自社の広告宣伝や決算賞与に回す方が建設的であると思っています。

保険本来の役割、『万が一の時の補償』を考えて加入を考えて頂きたいです。
税法同様、保険も中々一般に理解されていない面があると思います。

例えば、火災保険。

火災保険は建物、家財を補償する保険ですが地震による損害は地震保険を付帯しないと補償されないのは周知の事実かと思います。家を購入時に住宅ローンと一緒に加入してそのままというケースもあると思います。
火災保険も種類が何種類かに分かれており、比較的最近の保険であればオールリスク型と言われる保険もありますが、昔は住宅火災保険、住宅総合保険という保険が一般的でした。
この住宅火災保険は、火災、落雷、爆発、破裂の補償しかなく、例えば空き巣に入られ、建物を壊され、家財を盗まれた場合には対象外となります。
住宅総合保険は住宅火災保険に比べ補償の範囲は広く、前例の盗難や水漏れ等が補償されます。

このように、一口に火災保険と言っても補償の範囲が違ってきます。
こちらがこの補償は付帯されていると思っても付帯されてないケースやその逆のケースも考えられます。
年度末に駆け込みで保険に入るではなく、今ある保険を見直し、足りない補償や過剰な保険を見直してみて下さい。

※保険の補償内容については、保険会社によって違いがありますので、保険代理店等にご相談の上、ご検討下さい。

 

2012.3.15 別の利点

月次定例で経営会議を行うと、予算比較・予想損益・予想税額などの係数管理が出来ますが、その他にも利点があります。それは「旬な経営ノウハウ・経営情報の獲得」です。

経営ノウハウと言っても、所謂経営コンサルタントが行うような机上の理論に基くものではありません。その時々で経営者が悩む「人事問題」なり「利益の捻出方法」なり「新たな融資制度の利用方法」なり、つまり「ナマモノとしての経営情報」なのです。
例えば経営会議を行う顧問先が加入した新型損害保険が優良なものだった場合、その保険が必要と思われる他の顧問先はその会計事務所から情報提供を受けることが出来るでしょう。

例えば顧問先で従業員の過労死などが起きた場合、その発生の経緯や対応策などの「生の情報」を会計事務所も共有し、また税務の視点で調査し、効果的な事前対策を立てこれを他の顧問先へ発信するでしょう。つまり、顧問先は経営会議を「数値管理の場」から「最新の情報・ノウハウの獲得の場」に変えることが可能となるのです。
中小企業の経営者は会計事務所担当者を「財務担当者」とは別に「情報提供者」と捉えてみてはいかがでしょうか。

(実務上は「監査担当者」と「経営会議担当者」は別々になると思われる)

 

2012.3.8 お客様が求める情報

街中で買い物をしていると「不親切な商品説明だな」と思うことがあります

例えば、惣菜屋さんで「100g○○円」と書いてあるサラダを秤売りで売っているとします。
素人は欲しい量がどのくらいの目方(グラム)かどうかわからないものです。
「このサラダの100gはこれくらいの容器いっぱいの量です。」などとカップを用意して目安を付けるとお客さんはとても判断しやすくなります。

他にも「見積無料」という単語があります。
消費者は無料といわれて諸手を挙げて喜ぶかというとそうではありません。
「ただより怖いものはない」という単語とおり、見積もりしたら断われないのではないかという不安があります。もし無料にするにしても、実績や目安、サービス例を併記すると、イメージがわき質問も具体的に変わってくるはです。毎日商品に触れているお店の方は、このくらいことは消費者でもわかるだろうと考えやすいがちです。
分かりにくい専門的な指標、不明瞭な指標を使って情報を提示しても、イメージがわきません。よくニュースで「東京ドーム○個分の広さ」、「東京大阪間の距離」という風に広さや距離を具体的なもので換算しているのはこのためです。

御社がお客様に提示している情報が、お客様にとってわかりやすいのかどうかどうか一度確認してみるもよいかと思います。

 

2012.3.1 経営会議を上手に活用するために

「経営会議ではどんな話をしたらいいのでしょうか」税理士がよくする質問です。

経営会議という箱を用意するところまでは、いわゆるハードの部分ですが実際の運営や討議事項についてはソフトウェアということになります。
そのソフトウェアの部分には決まりが無いからこそ、正解もありませんし「難しい」ということなのだと思います。

そこで、経営者の方にとって有意義な情報提供の場にするために税理士の得意分野である財務諸表や勘定科目ごとに考えてみると案外と話す項目が多いことに気が付くかと思います。

1.現預金・・・資金繰り予測、メイン銀行対策(借入や給与振込)、口座数のスリム化など
2.売掛金・・・滞留債権調べ、債権放棄、入金サイト改善など
3.たな卸資産・・・在庫減らしの対策、実地棚卸の簡略化、在庫の品質管理など
4.固定資産・・・投資(及び回収)の検討、財務バランスのチェック、売上貢献具合の把握など
5.無形、繰延資産・・・償却年数の確認、商標や特許の取得必要性、投資(開発費処理)など
6.負債・・・買掛金・未払金・借入金の支払い計画、支払いサイトの検討など
7.売上・・・ABC分析、SWOT分析、PPM分析、単価、技術、営業、短期的・長期的など
8.原価・・・原価率、仕入単価、製造工程、規模など
9.給与・・・入退社、保険、労災、配置、福利厚生など
10.経費・・・勘定科目自体が多数あるので各項目ごとの予算との比較、異常値や無駄遣いのあぶり出しなど

経営者や幹部と話す内容には事欠きません。

更にこれらの話題に「税務」を絡めることが出来ます。
益金損金、消費税、繰延税金資産負債、役員賞与扱いや現物給与課税など。
ここまでくると、通常、中小企業経営者の頭はオーバーヒートします。だから丁寧に、根気強く説明しましょう。
このように、話すことは多岐にわたりますので、経営者の方に深く理解をしてもらい経営に役立ててもらうためにも、やはり経営会議は毎月行っていきたいものです。