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2011.6.30 経営会議は「毎月の経理業務」があってこそ

経営会議を行う大前提は「毎月の経理業務をしっかりと行っていること」です。

「忙しいから、面倒だから、ちょっとぐらい経理処理をさぼっても・・・」という軽い気持ちで試算表作成が遅れたりすると、経営会議どころか突然会社の危機を生むことも往々にしてあるのです。

こんな事例がありました。

順調に店舗数を増やしてきた理容店の社長Aさん。
出店が速すぎて、新規出店のための資金の殆どを銀行融資で賄ってきました。次第に時間に追われる日々が続くようになり、それまで何の問題もなかった毎月の経理処理も遅れがちになっていきました。
「とりあえず、各店舗の通帳入出金履歴だけ確認しておけば何とかなるだろう」とタカをくくっていたそうですが、会社経営はそんなに甘くはありません。
気がつくと、来月の材料費と人件費を支払う資金が足りなくなってしまっていたのです。
数カ月前から売上は多少下降気味だったそうですが、「まさかこんなに早く資金が足りなくなるとは」と愕然としたそうです。
幸い、緊急の経営会議を複数回行い、試算表の確定や資金繰りの実績と予測を早急につかんだことで、何とかそのピンチを脱することができました。

経理は日々の積み重ねです。
経理処理という当たり前の作業を日々しっかりと行うことで、はじめて貴社の現在地が正確に見えるのです。そしてその上で、経営のGPS機能として経営会議を行い、「余裕ある経営」を目指してほしいものです。

2011.6.28  経営計画書策定について

経営計画書を作成したいと思われている経営者もたくさんいらっしゃいます。
しかし、経営計画の本をたくさん読んだり、会計事務所に相談されても、なかなか経営計画書が作成できない!と嘆かれている経営者も多いのです。

先日、遠方より知人が訪ねてこられ、支店の数も増え、会社の実態が段々と見えづらくなってきました…との事でした。計画を立て、実際の経営成績との差異を確かめ、経営上の問題点を早めに察知することはできないのでしょうか?という相談を受けました。

また、経営計画の本を読んでも、ちんぷんかんぷんで、何から手をつけていいかわからないという話であった。

私たちが提唱している経営会議システムを紹介し、当社の経営計画書を開示し、最初から立派なものをつくるのではなく、日々のメ−ル等で重要と思われるものを整理するだけで、経営計画や会社規定の源基ができることを見せて差し上げました。「そうか、日々の会議議事録やメ−ル、規定をまとめるのか」「損益計画や資金計画も前期実績の推移からちょっと修正しながら予算化すればいいのか」と目から鱗が落ちたと喜んで帰られました。

まず、できることから取りかかることです。
最初から形式に追われるのではなく、日々の会議で決まったこと・会議の仕組み・組織図・規定・社内で取り交わしたメ−ルで残しておくものを集めたものが、最初の経営計画書なのです。

2011.6.23  会社や事業体が生き残る道は?

日銀短観では景気が上向き(平成23年6月ですが)とのことだが、中小企間近営実態をまじかに見ている私たちにとって、そんな実感はありません。

リ−マンショック、デフレ経済、14年連続給与下降、消費減退、15歳〜65歳の現役世代の減少、大震災、重い公的負担、1200万人もの200万円以下給与、200万人を超えた生活保護受給者等々、暗い話ばかりで、先行き不安が、さらに若い世代の貯金を増加させ、消費がさらに冷え込むといった悪循環が続きます。このような市場が衰退、縮小していく中で、各々の会社や事業体が生き残る道はあるのでしょうか。

私見では、「まず、頭を使うことだ」と思います。頭を使うとは、日々家業や仕事だと思って惰性で商売を続けるなということです。同じことの繰り返しでは、確実に市場が縮小しているのだから、仕事もお客さんも単価も減るのは当然で当たり前の話です。また、市場が縮小している時の特徴としては、大手や資本力のある会社の低価格路線が勝ち組になることも当然である。どんな商売でも、地域に1,000人のマ−ケットがあれば、800人になっていく場合、各店が同じ比率で2割減するのではなく、地域NO1企業が5%減、下位企業が60%減となる。家電や飲食業、小売業界が典型的だが、ホテルや保険会社や会計事務所等のサ−ビス業も同じことである。

景気が悪い、売上が下がった、利益が出ない等々の嘆きを言う前に、

1.まず同業他社が何をしているかを徹底的に調査すること
2.次に自社や自店舗が同業他社に比して何が強み、存在根拠があるかを考えること
3.自社の強みを見いだしたら、それを営業・技術・販促等に集中させること

ここで創造力、創意工夫が生まれ、企業や事業体、そこで働くすべての人が活性化することが生き残りのカギと言えます。そのような企業や店舗はオ−ラが出ていますが、衰退企業やたそがれた商店街にはそれがありません。

2011.6.21  繁盛店・企業・事務所訪問で何かをつかむ

私が20年近く前、税理士事務所を開業した時、業界の有名な先生の事務所をたくさん訪問させていただき、また、対談させていただく機会を多く持ちました。
そこで、多くの先生や事務所から色々な事を学びました。もちろん、反面教師的な面も含めてです。

税理士事務所の場合、何が成功している事務所なのか、そして、何が失敗している事務所なのかは先生個人によって色々違うので、単に規模が大きいとか儲かっているとかで測れないように思います。私なりの基準で言えば、成功している事務所とは、事務所の目標に向かって成長している事務所です。いろいろな先生が「10年後こういう仕事をこんな形でやってみたい」ということがあり、それが着々と実現していれば、それは成功した事務所ではないかと思います。

「日本一の売上がある会計事務所にしたい」「日本一の報酬がとれる会計事務所にしたい」「地域NO1の規模の会計事務所にしたい」という数値面からだけではなく、「自発的退職者を1名も出さない働きやすい会計事務所」「働きながら税理士になれる会計事務所」「100%黒字経営の顧客」「●●業NO1事務所」「品質日本一の事務所」…等々、環境や業種、品質にこだわった目標、志を実現することが成功と言えるのではないでしょうか?目標が金儲けや地位というのであれば、自分の志気は揚がっても職員は誰もついてこないのではないか?と思います。

2011.6.16  同業他社の動きに敏感になる

経営会議で迷った経営者に言う言葉で一番多いのは、
「では社長。同業他社で業績が好調に会社は何をしていますか?」と聞くことです。
当たり前ですが、もしも自分と同業の会社に対して無関心であったら、「そんな会社は市場に参加する資格が無い」と言えるかもしれません。
もしよく分からなかったら、徹底的に同業者に訪問し、1つでも参考になることを見つけてくることを薦めます。一時、飲食業の経営者の多くは「餃子の王将」に行かれたものです。確かに、「一体何がそんなに違うの?」と言われるかもしれませんが、繁盛店に何らかの共通点があるものです。
トイレがきれい・清潔感がある・女性が入りやすい・早い・安い・値段にしてはうまい・雰囲気が良い・落ち着く・プチぜいたく…等々何か理由があるものなのです。
また、繁盛店を訪問することは、自店舗に何か欠けているものを見つけるという効果以上に、経営者の経営のマインドを引き出す効果があるように思えます。繁盛店の社長や社員さんは何か自分の仕事や店に自信を持ち、各人にオ−ラが立ち昇っているように感じるのは私だけでしょうか。

2011.6.14  大震災、景気回復の先行き見えず!

3.11の東日本大震災後の不況も6月現在回復する兆しが見えず、一部の復興重要以外では、リ−マンショック後の長引く不況を必死に耐えてきた企業に、事業継続のあきらめ的な倒産も増加しています。
少子高齢化、若者の購買力減退(家・車等)、環境規制によるコスト高、規制による人件費、インフラコストの増加、平均労働者給与の14年連続下落による一段の消費の減少等、これからの日本経済に楽館的な見通しを持っている経営者は少数です。
市場が広がり、人口も増加していた高度成長経済下、今の中国・インドのよう中進国であれば、経営も大量生産、薄利多売と一本調子でいけばよかったが、今は市場が狭くなり、現役世代も大量に退場する時代に入っており、経営には高い能力が要求されています。

こんなことは自分の会社は関係ないと思ったら大間違いで、時代の波はようしゃなく、津波のようにあらゆる業種・世代に襲いかかってくるのです。
時代の先を読み、同業他社の動きにまずは敏感になることです。 

2011.6.9  儲かっている企業には特徴がある 2

儲かっている企業の1つに「コンビニ」があります。

最初にコンビニが我が町にできた時はびっくりしたものです。まず24時間営業ということと、電気が煌々と輝いていたことに驚きました。今までの町のよろず屋が、薄汚れた汚い店に一瞬に変わり、売っている商品まで新鮮なものに見えなくなりました。
最近では、多くのコンビニが大震災で節電を強いられており、それだけではないようですが売上も落ちているとのことです。

誰か学術的に証明してもらいたいものですが、昔ソ連の建国者のレ−ニンが「社会主義とは電化」だと言ったそうですが、私は、消費と電気の明るさは大いに関係すると思っています。簡単に言えば、一般的に「暗いとモノを買わない、買う気がしない」のではないかということです。

これを自社に応用すれば、節約のススメなる節電によって、電気を暗くするほど仕事の能率は落ちるのではないでしょうか。物理的にも人間関係的にも、「明るいこと」が会社を成長させるのではないかと思っています。ムダな、人のいない所の電気を消すことは賛成ですが、仕事の場を「節電」に名を借り、暗くすることはかえって業務の遂行の支障になるように思えます。

2011.6.7  儲かっている企業には特徴がある 1

ドラッグストアの「マツモトキヨシ」と言えば、駅前や薬局屋さんの隣にあり、黒と黄色の看板で、その今では当たり前の風景となった、女子高校生でも気軽に入れる、入口にドアのない店というイメ−ジがあります。

もちろん、色で黄色と黒の看板は一番目立つ配色ですし、今では、当事務所の顧問先でも看板によく使われる配色です。また、旧来の薬局は規制に守られていて、敷居が高く入りづらいイメ−ジがあり、女子高校生が入れるような気軽さは絶対にあり得ませんでした。

マツキヨは、そのイメ−ジを大きく変えて、明るく、入りやすく、気軽に商品を手にとれる業態へ薬局の姿を変えたのだと思います。これを応用すれば、規制の強い業種はまだまた参入の壁は厚いですが、中で商売をやっている人は古い人が多く、若者が参入しやすい業種と言えます。

例えば私たち税理士を始め士業は、一部規制緩和されたと言え、まだまだ規制に守られている業種の1つのように思えます。
もちろん、専門家としての士業が、気軽に誰でも来易いと言う答えではなく、税理士の見込客がどんなことをニ−ズにされているか程度の認識をまず持つべきだと思います。税金・決算・資金繰り・相続・事業承継、融資斡旋、申告・節税対策、税務調査…等々どんな時に税理士を探されるのか、それに対する情報発信を事務所としてされているのか?

そのあたりから、まず検証されてはいかがでしょうか。

2011.6.2  情報を共有化する

中小企業の経営は、とかくオーナー経営者によるワンマン経営に陥りやすく、意思決定が遅れることもしばしばです。

当期の予想損益が赤字見込みであっても、過去の栄光に縛られ、自分が動けば何とかなると思い込んでおられる方が結構いらっしゃることに驚かされます。また、社員も現状を把握していないので、まったく危機感がありません。

実際に何とかなれば良いのですが、そうでない場合に最終的に被害を受けるのは社員の方々です。本来は会社全体で赤字解消に向けた取り組みを行なうべきなのです。

ルイス・ブランダイスの著書に、『太陽の光は最良の殺虫剤であり、電気による照明は最高の警官である』という言葉があります。
社会及び経営における病弊に対する最高の防止策は、公開性を高めることであると言えます。

中小企業においては、会計事務所等の外部機関参加型の経営会議を導入することにより、経営者の意識改革を図り、経営者を含めた経営幹部がしっかりと意見交換できる環境を整えた上で、会社の舵取りをしていくことが重要です。
また、経営会議の情報を社内で共有化し透明性を高めることにより、社員の経営参画意識も高めることができます。

「情報共有化」による経営改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。