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2010.5.27 ダイヤモンド誌の「外食」特集

今月のダイヤモンド誌の「外食」特集は、多くの飲食関係者に読まれているらしく、おおいに参考になりました。

特に、「富士そば」の社長がおっしゃっていた「立ち食いそばは不動産業」というコラムは面白いです。立ち食いそばは、立地がすべてとのこと。値段よりも立地とのこと。

また、名店は立地が悪くてもお客が店を探して来客するので、立地が悪い=家賃が安いという図式で利益が出るとのことです。逆に「立ち食いそば」の地代家賃は売上の25%にもなり、売上が下がると家賃は固定費なので、売上減少即利益の減少となるとのことでした。
筆者が昔から言っていた、出店の判断は、原価率+人件費率+地代家賃=75%以内という計算式を活用し、32%、人件費率29%なら、地代家賃に投入できるのは、
75−32−29=14% 400万円×14%=56万円が家賃の支払い限度となります。最低店舗坪25坪なら、共益費込で坪22,500円が店舗投資限度となります。原価率や人件費率の引き下げは、商品の品質、サ−ビスの低下にも反映されるので、まず出店の判断は自社のビジネスモデルとしての地代家賃の判断が重要になってきます。

多くの試行錯誤を続けながらも、飲食業、小売業はある意味では、不動産の目利きが必要ではないでしょうか?

2010.5.25 経営会議 速報

経営会議に参加して、平成22年4月の月次決算状況を見てみると、概ね前期実績並みか前期実績を超えている顧問先が増加しています。
この傾向は平成22年2月以降から顕著になってきていますが、「しっかり経営管理をされている顧問先」であれば、景気の復調傾向と連動しているように思えます。前期実績を大幅に下回っている顧問先であれば、景気よりも会社自体に問題があると思って良さそうです。

今週号の週刊ダイヤモンドの特集は「外食」でしたが、興味深い記事が多くありました。特に、「富士そば」の社長さんの、当社は駅中で地代家賃の負担が高く、売上の減少は即赤字に直結するというお話でした。
筆者も多くの小売・飲食の顧問先で経営会議をしておりますが、原価は売上に連動する変動費であり、人件費のうち、バイト代は売上と連動しますが、地代家賃は全くの固定費であり、売上が0円でも毎月発生します。
このような不景気の時に、地代家賃、設備投資の減価償却費の負担も重くのしかかるはずです。
逆に考えれば、不景気の時は、できるだけ初期投資を抑え、地代家賃の負担軽減に努めるべきです。地代家賃の負担を減らす道は、

1.増収を図る。
これが王道です。
2.営業時間を長くする。
最近2毛作、3毛作の店舗が増えているらしいです。
しかし、何の店か判らず、イメ−ジが悪く、長続きするとは思えません。
3.不便で家賃が安くても客の方から探してくる「名店・老舗」になる。
自社の場合、地代家賃は坪何円まで出店できるかをつかんでおくことも必要です。

2010.5.20 「机の状態」で人を見る

資料を引き出しに入れ、あるいは横の台に置き、机の上に書類だらけ、ロッカ−の中に物が溢れている社員は少なくありません。

彼らの机はなぜ片付かないのでしょうか?
なぜ片づけても数週間で元にもどってしまうのでしょうか?

答えは簡単、彼らは「けじめ」を付けることを怠っているからです。

ひとつの仕事が終わったら、その資料を片づけて、次の仕事を準備する。このような仕事のスタイルではなく、「昔の仕事」をだらだらと引きずったまま、「今の仕事」を始めているように見えます。
一事が万事とは言いませんが、「心の区切り」がないのです。

机の上が片付かない人を注意して見ていてください。

まず残業が多いはずです。資格試験でも同じ科目を飽きもせず何年も続けて受験しています。
そして、たいがい「人づきあい」が良い人です。机の上をきれいにして、定時にきちんと帰る人に比して、格段に人が良く、つきあいの良い人が多いように思います。

とはいえ、「仕事の区切り」を付け、スイッチを切り替える、時間をちゃんと管理出来る方が、はるかに正確に全力で現在の仕事に集中できると思うのですかどうでしょうか。

○机の上が散らかっている人・・仕事をたくさんしている人
○机の上がいつもきれいな人・・仕事ができる人

というように見られがちです。

2010.5.18 経営会議と会計事務所

問) 経営会議を実施するための人材育成の方法は?


答)経営会議の専門家を創ってはいけません。
会計事務所に経営計画やMAS監査が根付かなかった理由は、別会社や専門部隊を創ったからです。会計事務所の顧客に保険や経営計画を売りつけるような仕組みは間違っています。

当然、経営計画は企業にとって必須です。しかし、別部隊を作れば、最初はそうでなくても、結局は会計事務所の顧客を食い物にする風潮になります。そうなれば、税務担当者は日々事務所への信頼を築いてきたのに一挙に信頼をなくすことを危惧し、事務所内部が分裂状態になってしまいます。経営会議システムは、経営計画と月次決算とを結合させた仕組みで毎月2回顧問先を訪問します。経営会議を運営する経営監査担当者と月次監査を担当する2名体制で臨み、経営監査担当者がベテラン職員、税務担当者は部下という関係が大事なのです。
所長先生と職員の関係で、まずはじめるべきでしょう。

人材の育成は、まず当社の経営監査担当者養成セミナ−に参加され、貴事務所で経営会議を開催し、所長先生もしくはベテラン職員が経営会議の企画・運営をし、税務監査担当者が経営会議の議事録作成から学び、いずれ一人前となって自分が経営会議を進行させることが人材育成の王道です。銀行上がりのMAS担当者を採用され、ほとんどの会計事務所が失敗されていることの原因は、会計事務所の基本である、会計・税務と結合しない仕組みと人との関わりなのです。

2010.5.13 経営会議を実施しやすい会社

問) 経営会議を実施しやすい会社の選定方法はありますか?

答) 本質的には成長したいと思う企業であれば実施された方がいいと思いますが、理解度の高い
   企業を経験的に順位づければ

1.会社が危機的な状態にある場合、再建のための経営計画策定とその実行プラン、そして実際の
  業績で管理する必要がありますので、経営会議は必須と言えるでしょう。私たちも弁護士さんと
  共同で経営会議をしている会社も多くあります。

2.予定・実績資金繰り表の作成と資金調達、財務対策の必要のある会社は実施しやすいと思いま
  す。

3.経理が代表者の身内でなく、経理が確立している会社は公私混同が少なく実施しやすい。

4.経営者が若いほど経営数字に関心があり、予想決算、税金対策に関心があり、実施しやすい

5.同族企業ではない会社の方が、経営と資本が分離していて、会社を株主さんから預かり、運営し
  ているという意識が強く、経営会議を実施しやすい

6.会計事務所との信頼が厚いところ。

7.成長しょうとする意思のある経営者の会社は、当然黒字決算を志向し、経営数字で会社の問題
  点の摘出と改善意欲が高く、私たちもやりがいが生まれる。

総じて、成長する会社に引きずられて、会計事務所も成長していくものであり、一定期間の後、会計事務所のおかげでここまでこれたという会社を経営会議で作り上げることです。

2010.5.11 見栄を張るな!! 決断が大事

倒産する会社に多いのが、見栄を張り何も決断しない「ずるずる倒産」です。

平成19年、リ−マンショック以降、月商2億千万円、年商30億円の中堅企業が、月商6千万円、年商7億2千万円に激減しました。売上は70%減です。

赤字は毎月4千万円。1年で4億8千万円。
無借金会社が1年で6億円の借金会社になりました。

売上が70%減であれば、経費も人件費も70%減にする他ありません。
ひと月1800万円の家賃、社員も100人なので、家賃540万円、社員30人の会社にする仕組みを考えればいいものを、「ああだ、こうだ」と理由を付けて放置します。当たり前ですが、誰も首切りなどしたくはないのです。
人は何とか手術せずにガンを克服したいし、妻と離婚するとややこしいし、愛人とも別れたくありません。倒産寸前の経営者の心境も、同じようなものです。

 「もうちょっとで景気が良くなる」 「引越しするのに経費がかかる」 「6か月前の解約期間がある」「小さな事務所に引っ越すと優秀な社員が辞めないだろうか」 「 会社が苦しいと得意先が知っているのでは」等々…

決断しない会社の経営者は、何もしないことの理由を山ほど見つけます。
そんな理由は、みんな言い訳であることはすぐわ分かるのです。会社が苦しいことなど社員がとっくに得意先に「ふれ回っている」という程度の想像力もないのです。ひどい社員などは、会社の悪口を得意先に言いふらし、再就職の売り込みをしているであろうことぐらい考えましょう。事務所が貧相になってやめる社員など何を期待するのでしょうか。社員が全員辞めても、会社を守り抜くという覚悟の経営者に社員は付いて行くのです。

事例の会社はどうなったでしょうか?

結局資金繰りに窮し、外資系の会社に吸収され、社員は大喜びで、社長は無一文で追放されました。自業自得というべきです。

2010.5.6 経営会議全国ネット質疑応答

問) 経営会議とは財務コンサルティングですか?

答) 資金繰りの相談や財務相談は、経営会議の一部です。

経営会議の本質的な役割は、大企業のように中小企業も、目標を持ち、目標達成を管理する仕組みを持ち、黒字経営と財務体質の骨太な会社になってもらおうということです。

毎月、予算と実績を比較したり、結合させ経営の先行管理を行うことです。
その中の一つが資金繰りや財務改善指導があり、決算対策等の税務コンサルティングがあります。あえて言えば、経営会議での会計事務所での主要な役割は、財務コンサルティングと税務コンサルティングと言えます。
しかし、他に大事な役割は、経営者の意思決定を経営数字に換算して数値化してあげることや会議で役員の方々の意見を整理整頓してあげること、会議の結果を議事録として形に残してあげることも大事な仕事です。